活動アルバム
愛媛県情報サービス産業協議会 平成23年度 第21回愛媛ソフトウエア産業振興セミナー
愛媛県情報サービス産業協議会 平成23年度 第21回愛媛ソフトウエア産業振興セミナー
2011年10月11日 愛媛県情報サービス産業協議会 平成23年度 第21回愛媛ソフトウエア産業振興セミナー はコメントを受け付けていません日時:平成23年10月11日(金) 13:30~18:30
場所:道後大和屋本店(松山市道後湯之町20-8)
次第:
-
- 赤松会長の挨拶
<開会>
38名の参加を得て、井出康弘理事の司会で開会。
<会長挨拶>
愛媛県情報サービス産業協議会 会長 赤松 民康
「情報化月間40周年、愛媛県ソフトウェア産業振興セミナー21回目の開催に、講演Ⅰに経済産業省四国経済産業局より佐川日出幸次長、講演Ⅱに元経済産業事務次官の北畑隆生様をお迎えして、北畑様が茨城県商工労働部に出向の折に、Jリーグの川渕チェアマンと対峙し、チェアマンから「99.9999%無理だ!」と言われた「鹿島アントラーズ誕生秘話99.9999%(シックスナイン)への挑戦」をご披露していただきます。自分たちは困難な物事にぶつかったとき、自分で値ぶみしてチャンジできない理由を並べ立て避けてしまいます。そのようなことから脱皮して、新しいチャレンジに向かって飛躍することを実現したいとの想いから講演をお願いいたしました。皆様方に有益な講演となりますように」と挨拶。
-
- 川上局長の挨拶
<来賓紹介及び来賓挨拶>
四国経済産業局地域経済部 情報政策室 係長 芳谷展生 様
愛媛県経済労働部産業支援局 局長 川上敏寛 様
愛媛県企画振興部地域振興局 情報政策課 課長 三好道範 様 他
※来賓を代表して、川上 敏寛 局長がご挨拶。
東日本大震災から本日で7ケ月が経過し、産業界に色々な課題を突きつけました。災害に備えた安全な情報管理体制構築の重要性、そのソーシャルメディアとしてIT機能が注目され、ITが絆(ネットワーク)の範囲を拡大することが再認識されてきました。最近、フェイスブックの活用が私の周りで増加しており、地域の活性化や町興しに取り組む人達の効果的なツールとして簡素なコミュニケーションの実現に薄く巾広い拡がり、絆が繋がって行きます。絆には家族や会社の上司関係のような強い関係と弱い関係が有り、多くの人が求めているのは弱い絆であり、フェイスブックは弱い絆のネットワークとして巾広く薄く拡がり、いろいろな関係の形態を実現するソーシャルメディアとして支える効果があります.....等とご挨拶。
-
- 佐川次長の講演
<講演Ⅰ 演題:経済産業省四国経済産業局の政策について>
講師:経済産業省 四国経済産業局地域経済部 次長 佐川日出幸 様
スティーブ.ジョーンズ氏の創造性に何を学ぶか(消費者を豊にするライフスタイルの提案、デザインや使い勝手の一つ一つに注文...デザインも重要なポイントなど、そして、エリック.シュミット氏(Googleの会長,CEO)の話...クラウドの定義をされたなどで始まり、新事業の創出は、技術のすり合わせでなくモジュールになったものの組み合わせ型(企業がアライアンスを組んで取り組む→新連携)で新しい商品開発(Japanブランド事業の展開、ブランド化の重要性)
を!また、最近注目されている「Ruby」(中国経済産業局:島根県の取り組み)と
ウォーターフォール型開発からアジャイル型開発(非ウォーターフォール型)への転換、新しいクラウドビジネス(地銀・JR四国の取り組み...)について、商品事例を挙げてご説明。四国経済産業局は、全国一律(既製品)でなく、足を運び人と出会い情報を集めて、地域の社会的課題を克服する施策を創り、新しいビジネスの創造を支援し、皆様方に儲けて欲しい、そして、補助金(2/3)を返して下さい。(四国が日本を変える!地域への資源配分を拡大するだけでなく、獲得競争を助長せず、透明性・自立性を以て、地域の協働を導き、地域の力を高め、地域のやる気と元気を引き出したい。)...と熱くお話された。
講師:元経済産業事務次官 北畑隆生 様
■講師の主な経歴とプロフィール 北畑 隆生(きたばた たかお)様 昭和43年3月:私立三田学園高校卒 昭和47年3月:東京大学 法学部卒 昭和47年4月:通産省(現経済産業省)入省 平成12年6月:大臣官房総務審議官 平成14年7月:経済産業省 大臣官房長 平成16年6月:経済産業政策局長 平成18年7月:経済産業事務次官 平成20年7月:退官 現在: 財団法人 世界平和研究所 副理事長 社団法人 日本ニュービジネス協議会連合会 特別顧問 株式会社 神戸製鋼所 社外取締役、丸紅株式会社 社外監査役 ほか 著書: 「地域に活気、日本に元気-地域経済活性化の処方箋」 「新経済成長戦略を語る」(いずれも共著 経済産業調査会) 経済産業省では、経済産業政策局長として「新経済成長戦略」を取りまとめ、LLP法制定、不正競争防止法の改正強化、企業買収防衛策ガイドライン策定などを手がけ、次官在任中はサッポロビール・ブルドックソースの企業買収について、買収者の手法を批判、外資系ファンドによる電源開発株買い増しに外為法に基づく中止命令を発動、投機資金による原油価格高騰には「ウオール街の資本主義の悪い面が出た」と批判し、「もの言う次官」と言われた。「原油の適正価格は60ドル」、「会社は株主だけのものではなく、従業員、顧客、地域社会全体のもの」というのが持論。 |
講演風景 【講演内容の要約は、>> コチラ <<よりご覧下さい。】 |
<懇親会>
「今まで21回のセミナーの中でも、大変有意義で心に残る記念すべき講演となりました。」と赤松会長の講師お二人への感謝のことばで懇親会が開会されました。
乾杯の挨拶 愛媛県企画振興部地域振興局 情報政策課 課長 三好道範 様
先ず、20周年にお慶び申し上げます。
20年前、私は県の経営指導課技術振興係で皆様の助成制度等に係わっていました。当時IT業界の名称は無く、ソフトウェア産業としてPGソフト開発・画像処理の分野に各企業が傾注.。今は、クラウドのビジネスモデルをコアにして新しいビジネスの創出に期待して乾杯。
|
|
|
閉会の挨拶 愛媛県情報サービス産業協議会 副会長 神野 慎一
この20年間には不動産バブルの崩壊、阪神淡路大震災、アジア通貨危機、ITバブルの崩壊、リーマンショック、東日本大震災と日本は痛い目に数多く遭って来たが、IT産業は成長を続けて来ました。今後もIT産業は社会に不可欠のものです。愛情協を中心に発展して行きましょうと、関東一本締め。
-
- 司会進行を務めた井出セミナー企画委員長
<司会進行>
愛媛県情報サービス産業協議会 セミナー企画委員長 井出 康弘
井出委員長の司会で開会した2011度情報化月間講演会、懇親会も終了。
大変実りの多い情報化月間となりました。閉会。
記録:セミナー企画委員会 宮崎政夫